テレ・エレクションシステム

このシステムは、砂防ダムなどのコンクリート構造物本体となる自立型枠ブロックを積み上げ、型枠の背面にコンクリートを打設することができ、遠隔操作を用いて誰も立ち入ることのできない危険な場所でコンクリートを流し込んで砂防ダムなどの構造物を構築するものです。

フジタは、通信・映像技術を含むハイテク技術を建設業の中にいち早く取り入れ、建設作業の自動化・省力化を推進し、この技術を雲仙普賢岳における除石工事に適用し無人化施工を行いました。さらに、施工精度が要求されるコンクリート構造物の無人化施工システム（テレ・エレクションシステム）の開発を行いました。

このシステムは人の立ち入ることのできない危険地域でも、遠隔操作によりコンクリート構造物を建設することが可能な技術です。

1. 超遠距離運転が可能
2. 工期短縮とコストダウンが可能
3. 標準ブロック形状
4. ブロック形状

●雲仙普賢岳水無除石工無人化施工試験(その1)工事(1994年)
●コンクリート構造物の無人化施工技術実証実験（1996年)　
他多数実績有り