日・インドネシア防災協働対話にJBP会員10社が参加

2017年02月24日 News

2月22日にジャカルタの公共事業・国民住宅省で、日・インドネシア防災協働対話が開催され、JBP会員からも10社が参加しました。

国土交通省からは山本景一大臣官房審議官が出席され、インドネシア側からはイマン・サントス水資源局長が出席し、参加者の総数は約60名でした。
 
今回は第一部がドライダム、第二部が砂防というテーマとなりました。
 
日本側の技術発表では、国土交通省と水資源機構の技術発表のほかに、JBP会員からは建設技術研究所、日立造船、日本無線、国際航業の4社が発表を行いました。

双方とも、技術の専門家が集まった会合でしたので、たいへん専門的な質問が多く出て、13:30-17:30の会合の間に休憩時間が5分しかありませんでした。高いレベルの質問のやりとりを通じて、参加企業の技術レベルの高さも十分にアピールできたと思います。たいへん技術的に内容の濃い、双方に実りの多い協働対話となりました。
 

Photo Report

これはインドネシア公共事業・国民住宅省の入るビルで、この3階で防災協働対話が開催されました。
日・インドネシア防災協働対話は2014年11月に第1回が開催され、今回は3回目です。

イマン・サントス水資源局長と山本景一大臣官房審議官が開会挨拶を行いました。
JBP会員発表のトップバッターの建設技術研究所の磯部様が、まず冒頭でJBPの説明を行いました。

第1部では近年、注目を集めてきているドライダムがデーまです。これについては、建設技術研究所の磯部様が自社の事例を駆使して技術説明を行いました。
ダムで使われるゲートやペンストックなどの鋼構造物については、日立造船の神藤様が自社事例を使って技術説明を行いました。

第2部の砂防では、インドネシアでも豊富な実績を有している日本無線が、砂防の予警報システムについて技術発表を行いました。
国際航業はGPSを使った斜面のモニタリング技術を発表しました。日本での納入実績が800件以上あるShamen netという技術です。

最後にフォトセッション。3時間半にわたる防災協働対話、みなさんご苦労様でした。

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