メキシコ復興セミナーに、JBPと会員企業3社が参加しました

2017年12月08日 News


12月5日に、メキシコ外務省、内務省及びJICAの共催による、防災担当組織のための「より良い再建を目指したメキシコの復興セミナー」が開催され、JBPと会員企業がブースを出展するとともに、JBPの活動内容と耐震技術などについて発表を行ないました。
  
今回のセミナーは9月に発生したメキシコ地震への日本からの救助隊の派遣、10月の協力方針策定のための現地調査に引き続いて、JICAによるメキシコへの支援を強化するために、メキシコ外務省において開催されたものです。
 



メキシコのより良い復興と国家強靭化のために、日本の知見を共有することを目的としており、わが国の復興経験の共有、事前防災の方向性の提案、高品質の防災技術(免震技術等)などの紹介を行なうために企画されました。
今回は特に、具体的な防災事業への協力のためには、防災技術を保有している日本の民間企業の参画が不可欠との考え方から、日本企業にも参加が呼び掛けられました。
 






日本側からはメキシコ駐箚の高瀨大使、JICA篠山所長及びJICA東京の関係者、大学の研究者や援助機関関係者などが登壇し、JBPからは西川顧問、JBP事務局、会員企業のフジタが発表やパネルディスカッションに参加しました。

メキシコ側からは、外務省、内務省などの国家機関に加えて、実際に防災の最前線に立っている各州政府の担当部局の職員も研修を兼ねて参画し、全体では200名を越えるセミナーとなりました。
 



また、大会議場の隣室では、10個の特設ブースが設けられ、在メキシコの日本企業やSATREPS関係者などが最新の製品や技術、研究成果の展示を行うとともに、JBPと会員企業のフジタ、TOA、及びNECが、JBPの活動内容や防災関連技術の紹介を行ないました。各ブースには本会議参加者が順次訪れて、熱心に質問と意見交換が行なわれ、日本のソリューションを活用する際のコンタクトポイントしてのJBPの役割について、理解を深めてもらうことができました。
 
 


◆参考◆
より良い復興に向けて-メキシコでの復興セミナーの開催- (JICAニュースリリース)
 
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