環黄海経済・技術交流会議でJBPが防災ビジネスについて発表しました

2017年12月04日 News
環黄海経済・技術交流会議は、九州・韓国・中国の環黄海経済圏の形成を目指した会議で、関係政府機関、自治体、経済団体等が一堂に集い、2001年から毎年開催されています。
第16回環黄海経済・技術交流会議が鹿児島で11月30日に開催され、中国、韓国、日本から約300名が参加しました。主催者は九州経済国際化推進機構、韓国産業通商資源部、中国商務部の三機関で、会議はビジネスフォーラム、経済・技術交流会議、食・観光フォーラムの3部構成となっています。
ビジネスフォーラムは①環境・エネルギー産業、②物流・商流産業、③医療・ヘルスケア産業の3つに分かれて行いましたが、それとは別に新しい産業分野の紹介という位置づけで、土井事務局長がJBPによる防災ビジネスの推進について発表しました。

ビジネスフォーラムの日本側の主催者は九州経済国際化推進機構、(一社)九州経済連合会、九州経済産業局の三者ですので、両組織の会長を務める麻生泰麻生セメント代表取締役会長の開催挨拶で始まり、テーマごとに中国、韓国、日本の発表が行われました。ビジネスフォーラムの最後に防災ビジネスの取組状況を発表したところ、自然災害の増加は3か国の共通課題であるため共感を得て、JBPの取組について多くの参加者に関心を持っていただくことができました。











JBPは今まで技術分野での発表がほとんどで、経済界の会議での防災に関する発表は今回が初めてでしたので、参加する前には場違い感をたいへん心配しました。しかし、このような場での発表が、聴衆から関心を持たれたということは、災害が社会課題として認識されつつあり、「防災産業」の必要性が社会に認知されつつあると思いました。JBPでは今後も技術畑の発表だけでなく、防災の主流化を推進するために広く経済界でも防災ビジネスの重要性の発信を続けていきます。


 
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