Hi-FLASH工法

この工法は、従来、現場での施工に時間がかかっていた下部構造や基礎構造に着目し、構造の合理化により、施工の迅速化と建設コストの低減を実現するものです。

本工法は、上下部工の軽量化・プレファブ化の徹底、橋脚および基礎構造の合理化により、従来工法に比べて工期の大幅な短縮と工事費の低減を図っています。

1. 都市部における慢性的な交通渋滞の解消
2. 立体交差橋の建設に要する時間

1. 耐震性に優れ、軽量でプレハブ化が容易な上下鋼床版一体型の箱桁ラーメン構造です。
2. 大口径場所打ち杭の採用による杭本数の削減でコンパクトな基礎工法です。
3. 鋼製橋脚と杭基礎の合理的な接合方法です。
4. 橋台の基礎には、従来の材料よりも加工しやすく、高性能な新型高容量マイクロファイルを採用しました。

上部工と下部・基礎工とを並行して効率よく施工することにより、約400m程度の立体交差橋（橋梁部＋盛土部）を想定した場合、工事着手から完成まで5.3ヵ月と従来より大幅な工期短縮が可能となりました。