防災ソリューションID : JBP00084
全速全水位型ポンプゲートシステム「フラッドバスター」
ポンプゲートを変える、浸水対策が変わる
ソリューションの特長
【全速全水位型横軸水中ポンプ】
従来のポンプゲートとは異なり、水位を問わず運転が可能な全速全水位運転を実現しました。低水位から排水準備が可能となっており、近年増加する局地的短期集中豪雨にも対応できます。水位の制限を受けずに運転できることによって、排水のタイミングを早め街を浸水から守ります。さらに従来のポンプ場と比較して最小限の建設用地のみ必要としており、安価な建設コストで設置することができます。
従来のポンプゲートとは異なり、水位を問わず運転が可能な全速全水位運転を実現しました。低水位から排水準備が可能となっており、近年増加する局地的短期集中豪雨にも対応できます。水位の制限を受けずに運転できることによって、排水のタイミングを早め街を浸水から守ります。さらに従来のポンプ場と比較して最小限の建設用地のみ必要としており、安価な建設コストで設置することができます。
ソリューションの図解
【全速全水位運転を可能とする4つの運転モード】
フラッドバスターでは「気中運転」「気水混合運転」「全量排水運転」「排水待機運転」をポンプ本体で切り替え、排水長をコントロールできます。「排水待機運転」では、消費電力を最小限に抑えながら、すぐに排水を再開できる状態を保ちます。
フラッドバスターでは「気中運転」「気水混合運転」「全量排水運転」「排水待機運転」をポンプ本体で切り替え、排水長をコントロールできます。「排水待機運転」では、消費電力を最小限に抑えながら、すぐに排水を再開できる状態を保ちます。
【浸水被害の軽減】
水路内の排水を低水位時から開始・継続し、水路水位を低く抑え、豪雨時の急な水位上昇に備えます。
ソリューションの背景
【ポンプゲートの普及】
気候変動等による豪雨の増加傾向が顕在化してきており、今後ますます豪雨の頻発化・激甚化が懸念されています。都市浸水対策の一環として、ポンプゲートを用いた小規模雨水ポンプ場を分散設置することは有効な対策手段の1つとして考えられています。ポンプゲートはゲート扉体に水中ポンプが組み込まれたものであり、既存水路内に設置することで、一般的な雨水ポンプ場の様な広い用地の取得を必要とせず、排水先河川等からの逆流防止とポンプによる内水排除を行うことができる施設です。「フラッドバスター」は“全水位全水位運転”ができ、雨水の急激な流入に対応することが可能です。
気候変動等による豪雨の増加傾向が顕在化してきており、今後ますます豪雨の頻発化・激甚化が懸念されています。都市浸水対策の一環として、ポンプゲートを用いた小規模雨水ポンプ場を分散設置することは有効な対策手段の1つとして考えられています。ポンプゲートはゲート扉体に水中ポンプが組み込まれたものであり、既存水路内に設置することで、一般的な雨水ポンプ場の様な広い用地の取得を必要とせず、排水先河川等からの逆流防止とポンプによる内水排除を行うことができる施設です。「フラッドバスター」は“全水位全水位運転”ができ、雨水の急激な流入に対応することが可能です。
ソリューションの詳解
【ポンプ場の役割】
本川が支川より水位が低い通常の場合は問題ありませんが、豪雨等により本川の水位が上がった際は、その水が支川に逆流して浸水被害が発生することがあります。
それを防ぐために水門を設置しますが、水門を閉めた場合は支川の水が流れず、溜まった水があふれて浸水被害が発生します。
ポンプ場を設置すれば、ポンプによって支川の水を強制的に吐き出し、内水側の浸水被害を防止します。
【ポンプゲートの特徴】
ポンプゲートは既存のポンプ場と比較すると多数のメリットがあり、建設用地が少なくすむことや建設コストが安価なことなどが挙げられます。
ソリューションの実績や適用例
◆兵庫県丹波篠山市京口ポンプ場
コンパクトで低コストかつ信頼性のあるポンプ場を短工期で実現
工 期:平成29年9月~平成30年6月
排水量:2.1m3/s(全速全水位型横軸水中ポンプφ700×2台
西日本豪雨での運転実績
企業情報
株式会社 石垣
〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-6-5(丸の内北口ビルディング22F)
Tel. : 03-6848-7831
E-mail : masaaki.itoishigaki.co.jp
Website : https://www.ishigaki.co.jp/floodbuster/