世銀本部で開催されたTech 4 BOSAIに参加しました

2018年03月09日 News

 

2018年2月23日(金)にワシントンDCの世界銀行本部にて開催された「Tech 4 BOSAI」にJBPから、西口代表、西川顧問、小池顧問、そして会員2社(NTTデータと技研製作所)が参加しました。
 
参加した西口代表、NTTデータの八田氏、技研製作所の八重樫氏よりそれぞれレポートを集めました。


 



日本国理事室とJICAの協力の元に開かれた「Tech 4 BOSAI」。アジア開発銀行の理事も務めておられた小口世銀理事の肝いりの取り組みとして開催された。
 
その目的は、世銀グループの実務家の皆さんに日本の経験に基づく防災技術を伝え、彼らのプランニングに織り込んでもらうというものだった。
 
金曜日の午前中とは、世銀では最も人の集まりにくい時間だそうだが、Webinarも含めて160名を超える参加があり、関係者も驚くほどだった。
 
当日は、小口理事の開会ご挨拶、GFDRRトップのフランシスの挨拶などの後、西川様、小池先生の重厚なプレゼンが続き、西口の挨拶、NTTデータの八田様と技研の八重樫様のプレゼンと続いた。特に、技研のビデオやアニメーションを使ったプレゼンは好評だったようだ。会員企業の皆さまも真似する価値があるのでないだろうか? 
 
パネルディスカッションも極めて有意義だった。
なお、世銀理事室の紹介で、インドネシア、マレーシア、ネパール、ミャンマーの各理事室と面談ができたことは、本国での違う種類のパイプラインを構築する上で大変有益だった。
 
(JBP代表理事 西口より)
 



2018年2月23日、ワシントンDCの世界銀行において、JBPの会員企業として「防災分野におけるICTの活用」についてプレゼンテーションを行った。
 
当日は、予想以上の多くの方々が来場し、防災に関する関心の高さを肌で感じた。また、防災専門家の方々のプレゼンテーションおよびパネルディスカッションも拝聴することができ、大変参考になった。
 
イベント後のネットワーキングでは多くの世界銀行関係者の方々と話をする機会を得、また、前日には世界銀行の防災関係者の方々等との個別ミーティングにも出席し、大変有意義であった。
(株式会社 NTTデータ シニアスペシャリスト 八田氏より)



当社は、スティール製の杭を地中深く打ち込む「インプラント工法」による防災技術を推奨している。
 
今回のセミナーにおいては、アメリカ、バングラデシュ、日本の例を取り入れながら、「インプラント工法」の防災における優位性をできるだけ視覚的、具体的に紹介した。
 
NTTデータの八田氏がソフトウェアに関したプレゼンをされたことから、当社がハードウェアに特化したことはバランスが取れていてよかったのかもしれない。
 
「インプラント工法」は、日本以外での知名度はまだ高くなく、また聴衆のほとんどは技術者ではないということから、関心を持ってもらえるか心配であった。
しかし、実際には、熱心に聴いていただき、また、セミナー後にもいろいろと質問を頂戴した。
 
世銀スタッフがJBPに高い関心を有していることを実感した。また、世銀のスタッフからは、世銀のフィールドオフィスでもPRすれば、具体的なプロジェクトに結び付くかもしれないとの提案を頂いた。
今後アジア、アフリカに出張する機会には、世銀のオフィスを訪問することとしたい。
(株式会社 技研製作所 執行役員 八重樫氏より)
 


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