次代への構想

東京建設コンサルタントは、1960年の創業以来、総合建設コンサルタントとして公共事業に関する様々な分野で実績を積み重ねてきました。そして、先端を行く技術者集団として、常に業界をリードしてきました。21世紀を迎え、ますます地球温暖化、人口問題、資源の枯渇が深刻化しています。人類が安全安心で豊かな生活をするためには、これらの問題を避けて通ることは出来ません。私たちはこのようなグローバルな視点で公共事業に取り組んでいます。
　さまざまな環境問題が顕在化するなか、地震、津波、豪雨などの災害に強い国土作りが緊急的な課題となっています。当社は、これらの地球環境問題や防災に確実に対応するため、本社組織である環境防災事業本部、環境モニタリング研究所、地域環境事業本部を日々充実させています。このうち、環境防災事業本部では、洪水や津波などに対する防災、減災及び縮災のための技術開発を積極的に進めています。例えば、河川や地域の特徴に応じた浸水予測や避難シミュレーターがあり、水害時の住民避難を支援する効果的なツールとして期待されます。