
防災ソリューションID : JBP00129

リアルタイム洪水予測システム「RiverCast」
15時間先までの河川水位を確率的に予測するクラウドシステム
ソリューションの特長
RiverCastはリアルタイムに15時間先までの河川水位を予測するクラウドシステムです。東京大学と共同開発した予測技術に加え、天気予報の誤差による不確実性も定量化し、合理的な意思決定を実現します。
ソリューションの図解
ソリューションの背景
◆ 河川のはん濫リスクに備える
近年、全国各地で豪雨災害が発生しており、気候変動を背景に今後も被害は激甚化・頻発化していくと考えられます。このような背景の中で、水害対策において以下の課題が挙げられます。
- 早期から警戒態勢を取っていても、実際に行動を起こすタイミングの見極めが難しい
- 気象警報を基準とした動員により、非効率的な職員配備に陥ることがある
- 従来は経験的に判断してきたが、技術伝承が課題。意思決定の根拠材料が欲しい
ソリューションの詳解
RiverCastなら、行動指標とされる基準水位を超える確率、水位上昇~下降までの時間帯を定量的に見通せます。「避難判断水位は超えるが、はん濫危険水位には達しない」といった出水規模の把握により、適切な水防活動を実現します。

▲利用データ

▲利用イメージ
◆導入効果
- 公的情報からは得られない河川に特化した高機能な情報で、見逃しを防止・空振りを低減
- 複数拠点でリアルタイムに情報共有ができ、任意のアラート条件でメール通知も可能
- 顕著な出水が生じた場合には、振り返りレポートが事後検証に役立つ
◆想定される利用シーン
- 河川管理部門:排水ポンプや水門等の操作、河川管理者としての情報提供
- 危機管理部門:避難所の開設、避難情報の発令準備
- 河川工事における従業員の安全確保、重機・資材の浸水回避、発注者との合意形成
- ほか鉄道の運行管理、ダムや水門の操作支援に
◆動画でわかる!RiverCast
ソリューションの実績や適用例
◆豊富な実績
- 導入実績:神奈川県川崎市、熊本県大津町、山形県鶴岡市、静岡県藤枝市、福島県福島市 他
- 実証実績:大阪府、神奈川県横浜市 他、全国15自治体他、九州/北陸/関東/近畿/東北地整発注工事など全65地点でご利用実績あり
その他の参考資料
◆導入方法
- システムのデモも行っております。ご要望ございましたら合わせてお申し付けください。
- 差し支えなければお困りな点をヒアリングさせていただき、後日弊社より提案をさせていただきます。
▲導入-運用の流れ
◆ご料金プラン
・初期費用・運用費用(年間)
※詳細は予測地点やご利用期間を伺った上でご提案いたします。まずはお気軽にご相談ください。
◆お問い合わせ先
【株式会社構造計画研究所 RiverCastチーム】
Email:weather@kke.co.jp
TEL:03-5342-1136 (平日 9:00~17:00)
詳細URL:https://www.weather.kke.co.jp/
企業情報
株式会社 構造計画研究所
〒164-0011 東京都中野区中央4-5-3
Tel. : 03-5342-1100
E-mail : globalkke.co.jp
Website : https://www.kke.co.jp/