防災ソリューションID : JBP00052

日本工営 株式会社

斜面防災マネジメントシステム

点検を通した要対策斜面の抽出と、経済比較を含めた対策検討を行える画一的なシステム

ソリューションの特長

本システムは、日本で実施されている道路斜面点検で日本工営が培ったノウハウと経験を元に、個々の斜面の危険度、および対象国おける経済的観点からの対策の重要度を抽出し、斜面対策予算の算出および対策箇所を特定するためのシステムです。
対象となる斜面は全てGIS上でデータベース化され、かつ視覚化されることで、斜面の位置、規模、重要度がひと目で分かる構成となっています。

ソリューションの図解


全体システムのフロー図
出典:マレイシア国道路防災管理計画調査 最終報告書(JICA, 2002)

ソリューションの背景

アジア諸国では、インフラに与える被害が経済成長の足かせとなっています。特に山岳地域では、多くの道路および鉄道路線が斜面災害の高いリスクにさらされており、斜面災害が発生すれば、これらの交通網が分断され、大きな経済損失を引き起こします。

ソリューションの詳解

多くの国では、このような事態を避けるため、斜面災害対策を実施していますが、斜面の危険度や対応する人材、予算は十分とはいえず、効果的な対策が実施できない状況にあります。本システムは、そのような状況においても効果的に斜面対策を実施するためのツールです。

本システムでは、対象となる路線で斜面点検を実施し、斜面の危険度を点数化するとともに、想定される対策工のコスト、および対象路線の経済性を加味し、どの斜面を対策することが最も効果的かを、定量的に抽出することができます。対象路線を増やすことにより、国レベルでの斜面対策の管理が可能になります。

このシステムが導入され、使用されることにより、対象国の交通網が強化され、さらなる経済の発展が期待できます。

日本工営はJICAのプロジェクトとして、このシステムをマレーシア、フィリピンおよびネパールに導入しています。
マレーシアではこのプロジェクトが契機となり、道路局に斜面管理部門が設立され、対象国政府が独自に斜面管理を実施し始めています。

ソリューションの実績や適用例


GISによるアウトプット例
出典:マレイシア国道路防災管理計画調査 最終報告書(JICA, 2002)
 

その他の参考資料

ネパール国 ナラヤンガート~ムグリン道路防災管理計画調査ファイナル・レポート (JICA, 2009)
http://libopac.jica.go.jp/images/report/P0000245809.html
フィリピン国 道路土砂災害危険度の評価・管理計画調査最終報告書  (JICA, 2007)
http://libopac.jica.go.jp/images/report/P0000172109.html
マレイシア国 道路防災管理計画調査 (JICA,2002)
http://libopac.jica.go.jp/images/report/P0000053766.html

企業情報

日本工営 株式会社

〒102-8539 東京都千代田区九段北1-14-6

Tel. : 03-5276-3596

E-mail : int.agx.n-koei.co.jp

Website : http://www.n-koei.co.jp

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