《JBP会員の活動紹介》【チャレンジ】ガーナでのEQガード設置と実践的避難訓練の実施

2020年11月19日 Topics
JBPのウェブサイトでは、会員の様々な防災ソリューション情報をご紹介しています。
今回は、センサー内蔵地震速報装置「EQガード」により、世界中の地震被害を削減することに取り組んでいる、株式会社チャレンジの、ガーナでの取り組みをご紹介します。
 

 


ガーナ国土天然資源大臣がEQガード設置計画を発表したニュース
https://www.ghanaweb.com/GhanaHomePage/NewsArchive/Three-earthquake-early-warning-equipment-installed-to-detect-tremors-in-advance-1089811

 



EQガード3台とサーバーを設置したGGSA本部
https://www.ghanaweb.com/GhanaHomePage/NewsArchive/Geological-Survey-Authority-installs-earthquake-early-warning-equipment-1090267?channel=D2



 

株式会社 チャレンジは、ガーナ以外にも多くの国に赴き、EQガードの普及だけでなく、EQガードを活用した避難訓練の実施等、現地で実際に地震が起きたときに、人々の命を守るための活動をしています。
EQガードは日本国内では気象庁の緊急地震速報と連携し、国外では、単体使用並びに、地域地震速報システムの構築を行っており、今回のガーナ以外にも、トルコやルーマニア、カザフスタン、韓国等、地域を問わず、多くの地震発生国で実績があります。
 




ウエイジャ地区での実践的避難訓練



昨年、8月に初訪問し、大統領が作られた、政府組織が集合した地震委員会と会合、協力することとし、弊社EQガード8台を寄贈いたしました。11月に、再度訪問、GGSA(ガーナ地質調査局)、NADMO(国家災害管理機関)に3台を設置、併せてGGSAセンターに設置した小型サーバーで地震観測が可能になりました。

また、震源地に近い地域で、政府、UNESCOアクラ事務所、地元と協力し、アラームを活用した実践的避難訓練を行い、100名程度の地元住民の参加を得、大変、好評でした。地元紙、TV局も取材に訪れ、ニュースになりました。

GGSAは、アクラを中心に、地域地震速報で人々を地震から守るために取組を継続しており、内務大臣をはじめ、政府内で働きかけを行っています。
今回、大統領官邸、国会議事堂、ガーナ大学などに設置する計画が国土天然資源大臣から発表されました。
ガーナに入国できるようになると、速やかに訪問し、協力したいと考えています。
彼らは永年にわたって、断層の位置、地震の記録等をしてきており、地震対策の明確なプランを持っています。また、何よりも、地震から国民を守る強い熱意を持っています。この機会に、弊社も協力し、少しでもガーナの熱意を具体的に形にしたいと念願しております。

 

ガーナの地震活動図と地震速報システムの提案場所
 

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