台湾で開催された「台日スマート防災科学技術応用イノベーションセミナー」にJBP会員3社が参加しました!

2019年11月18日 News
10月8日に、台湾日本関係協会科学技術交流委員会主催の日台スマート科学技術セミナーにJBP会員3社が参加し、プレゼンテーションを行いました。
 
当セミナーは、地理環境が非常に類似し、台風や地震などの天災に晒されてきた日本・台湾双方が防災管理・災害救援及び災害復興に対して科学技術交流を行うことや、ASEAN等のアジアの新興市場のスマート防災システム分野の潜在的なビジネスチャンスの開拓を目的として開催されました。
 
150名以上が参加した当セミナーでは、JBP会員である富士通株式会社のシニアアドバイザーである西出 則武 様が、「近年の気象情報の改善とスマート防災科学技術を活用した取組の紹介」というテーマで基調講演を行いました。
また、JBP会員より2社(株式会社チャレンジ、株式会社構造計画研究所)が、以下の内容で講演を行いました。以下、講演者よりコメントをいただいております。
 
(基調講演)
◆富士通株式会社「近年の気象情報の改善とスマート防災科学技術を活用した取組の紹介」
(https://www.bosai-jp.org/ja/member/detail/7)
西出シニアアドバイザー「気象庁の近年の気象警報等の改善内容と、富士通が川崎市、東京大学及び東北大学と協力して取り組んでいるICT活用による津波被害軽減に向けた共同プロジェクトについて、紹介しました。台湾政府の元経済部長(大臣)が最前列で熱心に全ての講演をお聴きになり議論にも参加されていて、台湾側の熱意を肌で感じました。」
 
(講演)
◆株式会社チャレンジ「地震被害から人をいかにして守るか」
(https://www.bosai-jp.org/ja/member/detail/118)
佐々木社長「センサー内蔵地震速報システムと避難訓練を説明し、両方が揃ってはじめて人命が守れることを伝えました。台湾企業の発表もあり、今後、協力できればと考えています。本セミナーは継続的に行われており、日本と台湾との交流に意義深いと感じました。」
 
◆株式会社構造計画研究所「早期対応による豪雨時の被害軽減を目指して」
(https://www.bosai-jp.org/ja/member/detail/11)
奥野室長「このたびはセミナーにお招きいただきありがとうございました。台湾と日本は地理環境が類似しており、震災・水害ともに共通の課題を抱えていると聞いていましたが、本セミナーでこの事実を改めて認識しました。本セミナーをきっかけに、両国の協力のもとこれらの課題を解決していけたら素晴らしいですね。」
 


今回はセミナー開催のほか、台湾新幹線探索館にて、災害発生・事故防止対応の取り組みについての説明を聞くことができました。
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