ウランバートルで開催された、UNISDR主催のIAP(防災アジアパートナーシップ会合)にJBP事務局と会員2社が参加しました

2018年06月04日 News

4月24日、25日にウランバートルで開催されたUNISDR(国連防災戦略事務局)主催の『IAP (ISDR Asia Partnership Forum)』にJBP事務局と会員2社が参加しました。
 
2015年に仙台で開催されたWCDRR(国連防災世界会議)で策定された「仙台防災枠組2015-2030 (Sendai Framework for Disaster Risk Reduction)」を世界規模で実行していくために、各国代表とステークホルダーが定期的に各地域ごとに集まり、進捗確認、方向性の確認や短中期目標の設定を行うための会合を行っています。
IAPはその中では比較的小規模の、年に2度開催のアジア地域の会合です。
小規模と言っても、約20の国から、100名ほどの関係者が集います。
 
今回のIAPは7月に同じくウランバートルで開催されるAMCDRR(アジア防災閣僚会議)の準備会議的な要素が強く、いつも以上に参加者も多く、内容も盛りだくさんでした。
 
AMCDRRは2年に1度のアジア地域会議で、今夏の開催は仙台防災枠組策定後、2度目の開催となります。2015年の仙台防災枠組策定から3年間での実行状況を確認し、2030年を区切りとしているその達成を目指し、2年後のAMCDRRまでの目標や戦略を立てる会議です。
 
ちなみに、AMCDRRには約3000名の参加者が集うと予定されています。
 
アジア地域ではこの1年に2度のIAPと2年に1度のAMCDRRを組み合わせ、仙台防災枠組の達成に努めています。
 

世界規模の会合であるGlobal Platformも2年に一度のペースで開催されており、毎年、Global PlatformかAMCDRR(各地域別会議)が順番に開催されるようになっています。
 
これらの会合や会議には各国の主要防災関係者が集まるため、参加者との情報交換やJBPの紹介をするのにはとても良い機会です。
世界の災害リスクをビジネスを通して減らしていくというJBPの理念を達成することは仙台防災枠組の遂行に貢献することでもあります。
JBP事務局は引き続き各分野の関係者とのネットワーク構築に努め、JBP活動の発展に繋げていきます。
 
AMCDRRでは、JBPもマーケットプレイスと呼ばれる展示会場のブースを確保しており、参加する会員企業とともに共同展示を行う予定です。
(マーケットプレイスは左の写真の広場が会場の予定です。雨の少ないウランバートルならではの屋外開催です)

TOP